職員紹介

直営厨房の強みを活かし、
食事が楽しみになる工夫を

井根 敦美
管理栄養士
ラスール掛川
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#管理栄養士を目指したきっかけ 「病気の祖父に何かしてあげたい」
その想いから管理栄養士に

祖父がパーキンソン病になり、食事が食べられず痩せていく姿を目の当たりにしたのが、管理栄養士を目指すきっかけとなりました。祖父のためにもっと何かできることがあるのではないかと思い、管理栄養士専攻のある大学へ進学。卒業後、特別養護老人ホーム ラスール掛川に入職しました。

現在は、栄養部の副主任として、発注や献立の確認、調理業務、栄養マネジメントなどを行っています。働く職員には責任感をもって仕事をしてほしいため、一人ひとりに仕事を任せるようにしています。“お客様によりよい食事を提供しよう”という想いをもって、お互いが高め合えるチームにすることが目標です。
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#大切にしていること 直営厨房の強みを活かし、
一人ひとりに合わせた食事を提供

病気の状態や症状は人それぞれ異なりますが、どんなお客様にもおいしい食事を楽しんでいただきたいです。ラスール掛川は特別養護老人ホームですので、“お客様にとってこれが最後の食事になるかもしれない”という意識を常にもって仕事をしています。

食べることが楽しみになるように、月に一度は行事食を提供したり、旬の食材をふんだんに取り入れた献立を提案したり、さまざまな工夫を取り入れています。

一般的な福祉施設は、給食業者が入って食事を提供することが多いのですが、ラスール掛川は直営厨房。食事形態の変化にも柔軟に対応できる強みを活かし、お客様に合わせた食事を提供できるように心がけています。
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#仲間と取り組んだこと たくさんの笑顔があふれた
食事イベント「回転寿司」

仲間と一緒に取り組んだことで、一番印象に残っているのは「回転寿司」です。この企画は栄養部から発信したものでしたが、栄養部の職員はもちろん、介護職の皆さんと協力して実施することができました。

この企画は、職員が握ったお寿司をプラレールにのせてお客様の元へお届けし、回転寿司気分を味わっていただくというもの。普段は食事をあまり食べてくれないような方が、「楽しいね、おいしいね!」と言いながら、たくさん食べてくださったのが印象的でした。

特別養護老人ホームのお客様は、食事形態がさまざま。そこを間違えないようにするのが大変でしたが、たくさんの喜びの声を聞けたので、やってよかったと思いました。協力してくれた職員たちにも、感謝の気持ちでいっぱいです。
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#よく聴く音楽と気分転換の方法 音楽フェスや外食に行って
思う存分リフレッシュ!

好きな音楽のジャンルは邦ロック。最近ハマっているのは、「打首獄門同好会」というアーティストさんです。コロナ禍以前は、各地で行われる音楽フェスに足を運び、さまざまなアーティストさんの音楽を思う存分堪能していました。

また、私は食べることがすごく好きで、気分転換をしたいときはとにかく食べます(笑)特に好きなのが家系ラーメン。

このご時世なので今はあまり外出できませんが、コロナ禍が明けたら、以前のように音楽フェスに参加したり、おいしいラーメン店巡りをしたりしたいですね。
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#百葉の会の良さ 横のつながりが強く、
仕事の視野が広がる

社会福祉法人 百葉の会は、全国各地で高齢者施設や療養病床を展開する湖山医療福祉グループの1法人です。規模の大きいグループであるため、横のつながりが強いと感じます。

私自身、食事のレクレーションや医療ケアについて勉強したいと上司に相談したところ、同じグループ内にある別の施設で研修をさせていただくことに。他の施設の取り組みを知ることができる、貴重な経験になりました。

湖山医療福祉グループには、全国の施設で働く栄養士たちが集まって意見交換できる「栄養部会」というものがあります。私も積極的に参加して、そこで得た情報をラスール掛川にも取り入れていきたいです。